「下高井戸宿の地理的範囲・実は下高井戸駅~桜上水駅~上北沢駅相当!?」を調べているとき、興味深い事実に気付きました。
少なくとも昭和14年以前の地図を見ると、永福町方面から来た永福通り(都道427号線)が甲州街道(国道20号)に接する部分の道路が現在と違うのです。
以下、2つの経路を地図上で示します。この2つの経路の差分となる経路(直進して甲州街道につながる部分)は、かつて存在しなかったわけです。
現在の経路 §
昔の経路 (細かい部分は曖昧) §
補足 §
道路の付け替えを行った後、ここには非常に近い距離で2本の橋が玉川上水に掛かっていたことになります。この2本の橋で区切られた範囲が、現在の玉川上水第3公園にあるローラースケート場の範囲にほぼ当てはまるという可能性も考えられます。たぶん、詳細な地図を重ね合わせれば分かるでしょう。昭和30年の地図を見ると、はっきりと2本の橋が描かれています。